音楽の向かうところ

「…Hare rama…」と歌う音楽を聞いた。

おそらく、神を讃えるような音楽だと思う。

この音楽の背景とか、歌っている人とか全然知らないのだけれども、

勝手に親近感を抱いた。


ひたすらに繰り返される旋律。

繰り返しながらしていくので、roopというよりspiral。


++


私の音楽は、roopで旋律が聞こえてきたものを、

それを手探りで音にしていく。


そのうちに、主旋律のようなものが決まり、

その曲のテーマに自分で気づく、そんな感じ。


創っている時は、そのかすかに聞こえる音を、

聞き逃さないように、作業する。

そして、音が止まった後、整理して整えていく。


++


この音楽を勝手に解釈すると、

神など崇高な存在に対して、畏れ敬う気持ちを歌う。奏でる。


歌い手は、音楽を聞かせるというより、

聴衆全員を導く係。

ひたすらに繰り返しながら、それぞれが溶け合う。


神に向かって、音楽に向かって一つになる。

その高揚感は何かとても神聖なもの。


++


たぶん、私の目指すところ、

音楽が向かうところはこれだ。


私の場合、特定の神というよりは、

宇宙や自然など全ての畏れ敬う対象へ、

その響きに近づけますように、共に奏でられますように、と、

音を紡いでいる。

そして、その響きへの導き手となりたい。


ひたすらに繰り返されるroopから発展して、

spiralとなる。

一つになる。


故にいつも言葉が出てこない。

何を奏でているのか、何を歌っているのか、

言語化はとても難しい。


言葉にならない何か。

畏れ敬う何かへの音楽。


きっと、チャントやマントラの向かうところ、

神への音楽と近しいんだろう。



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